知床について
知床硫黄山とは・・・
知床硫黄山(しれとこいおうざん)とは、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の活火山である。標高は1563m。現地では、単に硫黄山(いおうざん)と呼ばれるが、近隣の弟子屈町にも硫黄山(カムイヌプリ)があるため、区別するために知床硫黄山と呼ばれる。自然環境が過酷なこともあり、山麓には集落はなく、海岸線にわずかな番屋、カムイワッカの滝などの観光地があるだけである。
地質は安山岩質の成層火山で、火口付近には溶岩円頂丘が形成されている。活動は活発であり、特筆すべきは純度の高い硫黄を噴出することである。明治年間に噴火した際には、ほぼ純度100%の溶解硫黄が噴出、斜里町側に流下しオホーツク海に流れ込んだ。当時は貴重な資源であった硫黄を直接採掘できるとあって、未踏の地同様であった地に鉱業関係者が殺到したという(現在であれば、硫黄による破局的な海洋汚染の問題で環境対策の関係者が殺到するであろう)。なお、現在、硫黄は石油精製時の副産物により国内消費量の全てを賄っているため、産業としての鉱山の価値は全く無い。
知床岳とは・・・
知床岳(しれとこだけ)は、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の第四紀火山である。標高は1254m。山体は両町にまたがるが、ピークは斜里町に属する。その原始のままの自然は常人を近づけない。
地質は安山岩質の成層火山である。山頂北側には崖があり、火口壁と推測されている。侵食が進んでいるが、北面を除く山頂一帯と知床沼周辺には火山地形がよく残されている。
60万年~20万年前
コタキ川を遡行するルートが一般的。但し、整備された登山道は無い。ハイマツの藪漕ぎをしなければ山頂に到達することはできない。所々踏み跡はあるものの当てにならない。知床岳から知床岬に縦走するルートもある。こちらも同様に登山道は無く、相応の体力、読図能力が要求される。
知床五湖とは・・・
知床五湖(しれとこごこ)とは、北海道斜里町にある湖(秘湖、沼)、観光地である。五湖とあるが、湿地帯にあるため融雪期には数が増える。
周辺では、一湖を見下ろす展望台や湖を巡る遊歩道が整備されている。知床連山や原生林を水面に映す素晴らしい風景は、訪れる観光客の心をとらえて放さない。
遊歩道では、エゾリスやエゾシカなどが観察される一方、ヒグマが目撃されることもあり(後述)注意を要する。
ヒグマの出没状況によっては、五湖のうち二湖までしか回れなくなる年もあるので、周辺観光地での情報収集が必要。
周辺の植生は、エゾマツやトドマツが主であるが、近年、頭数が激増したシカの食害のため天然更新が滞り、全体的な衰退傾向が危惧されている。
poo_co3 (ぷーさん☆)
rizoba (リゾバ)
satohn (nsatoh)